テクノロジー(IT、ロボット)

週刊マイロボット(2006年発売)

投稿日:2016年10月26日 更新日:

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『週刊マイロボット』は、2006年から2007年にかけてデアゴスティーニ・ジャパンより刊行された組み立て式のロボットである。毎号には、音声認識のボードがついており、全90号を購読・組み立てることで言葉に反応するロボットが完成する仕組みとなっていた。

ID-01は、人間の声に反応して、発話、手の動作、さらには自律走行まで行うことができる多機能ロボットである。

音声命令を認識し、所定の反応を返すという設計思想は、当時としては非常に画期的であった。

人とロボットとのコミュニケーションを目指したそのコンセプトは、まさに家庭用パートナーロボットの先駆けである。

しかしながら、このロボットの組み立ては、決して簡単ではなかった。

毎週配布されるパーツを順次組み立てていく形式ではあるが、部品の精度や接続方法に課題が多く、思うように完成まで漕ぎつけられない。

実際、全90号を完走しロボットを完成させたものの、正常に動作しなかったという事例は多かったようである。

特にモーター駆動系においてトラブルが多く発生しており、そのまま動作不良のまま保管される個体も多かったようである。

私自身もこのロボットの組み立てに取り組んだ一人である。

当初は説明書通りに組み立てを進めていたが、ロボットは思うように反応せず、首を傾げるばかりの日々が続いた。

しかし、ダメ元でインターネット上に存在する有志のグループに相談したことで解決することができた。

彼らのアドバイスをもとに配線の見直しやセンサーの調整を行った結果、ようやくID-01は本来の動作をするようになった。

さらに私自身も小改造を加え、付属の赤外線センサーを活用して、市販の汎用リモコンでロボットを操作できるようにした。

これにより、音声だけでなくボタン入力による直接制御も可能となり、操作性と応答性が大きく向上した。

『週刊マイロボット』は、決して万人向けではなかったが、完成したときは感動的であった。

 

 

マイロボットの組み立て途中の画像である。

かなり複雑な構造をしている。

 

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