ブレードランナー2049は、上映方式は、次の7つがある。
(他にも上映方式がある可能性あり)
通常版(2D) | 従来の上映方式で横縦比率が2.4対1 |
通常版(2D)ワイドスクリーン版 | 従来の上映方式で横縦比率が1.9対1 |
TCX版(2D) | TCX (TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN)は、TOHOシネマズ独自の上映方式 |
IMAX2D | IMAXは、映像、音響、空間、3D、作品の5つの要素をIMAX社のテクノロジーにより最高水準まで高めたもので、2Dタイプのもの。 |
IMAX3D | IMAXは、映像、音響、空間、3D、作品の5つの要素をIMAX社のテクノロジーにより最高水準まで高めたもので、3Dタイプのもの。IMAX専用のメガネをかけることで3Dで鑑賞できる。 |
MX4DX | 3D映像に加えて、シート可動、風、水しぶき、香り、煙、風圧、雷、雨、泡、フラッシュなどが体感できるもの。 |
4k ULTIRA | 4Kで観られる上映方式。最近登場した方式。 |
通常版とIMAXの違い
今、映画館で放映している通常版は、横縦比率1.9対1のIMAX版の上下を切り取って横縦比率を2.4対1にしている。
通常版は、IMAX版より26%減の画面となる。
撮影監督ロジャー・ディーキンスの推奨は通常版2Dワイドスクリーン
ブレードランナー2049の撮影監督であるロジャー・ディーキンスは、通常版2Dワイドスクリーン(※)での鑑賞を推奨している。
※横縦比2:1
もともとブレードランナー2049は、2Dのワイド・スクリーン・フォーマットで撮影したそうである。
ただ、ただ現在、映画館で上映している通常版は、ワイドスクリーンの上下を切り取った画面である。
噂であるが、ユナイテッド・シネマアクアシティお台場で2Dのワイド・スクリーンで上映しているらしい。
アメリカの映画愛好家には、IMAX 2Dの方が人気があったそうである。
MX4DXは
MX4DXは、3D映像に加えてシート可動、風、水しぶき、香り、煙、風圧、雷、雨、泡、フラッシュなどが体感出来る。
ブレードランナー2049では、例えば雨のシーンであれば、霧吹きが顔にかかり、花ばどは香水のような香りがする。
激しいシーンではシートが動く。
なおスクリーンの横縦比は、私が観賞したところ横縦比率を2.4対1ではないかと思う。
つまりワイドスクリーンの上下を切り取っているということだ。
IMAX版より26%減の画面だ。
結局どの上映方式が良いのか
結論としては好みの問題である。
暗い場面でも見えやすい映像を楽しみたいのであれば、通常版2D版である。
ただし、IMAXに比べると上下が切り取られているため26%減の画面である。
(上下を切り取っていない通常版2Dワイドスクリーンは、ユナイテッド・シネマアクアシティお台場でなら観られるかも知れない)
より広い画面を楽しみたいのであれば、IMAX2Dまたは3Dである。
(IMAX2Dで公開している映画館は少ないようである)
※TOHOシネマズのDOLBY-ATMOS版は、画面がEXTRA LARGE SCREEN(TCX)であり、ワイドスクリーンらしい。
体感したいのであればMX4DXである。ただし、IMAXに比べると上下が切り取られているため26%減の画面である。
また劇場がかなり限られるが4K ULTIRAで観るのも良い。もともとブレードランナー2049は4Kで撮影されており、4Kで観られるのは、このタイプの上映方式だけである。
東京では、シアタス調布が唯一この設備を持っている。
ワイドスクリーンという情報もあるため、この上映方式がベストかもしれない。
おまけ
IMAXのみだがブレードランナーバージョンのIMAXカウントダウンがある。