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映画「ジョーカー(Joker)」のラストシーンの意味(ネタバレがあるので注意)

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映画「ジョーカー(Joker)」をようやく観ました。

この映画は、一人のピエロを演じる心優しい母親思いの青年が狂気を持ったあのジョーカーに変わっていく姿が描かれています。

ジョーカーは、バットマンに登場する悪役です。

青年がとてもかわいそうで、こんな酷いことをされたら心がねじれてしまうたろうと思いました。

主人公が狂人という映画はなかなかありません。

この映画の狂気は、キューブリックの「時計じかけのオレンジ」、トビー・フーバーの「悪魔のいけにえ」にも似たものがあると思いました。



この映画で使われている私が好きな60年代、70年代の曲がとても良いです。

特に私が好きなのは、「スマイル」という曲です。(スマイルはもっと古いですが)

この「スマイル」は、チャップリンの「モダン・タイムス」で使われた曲です。

私は、この曲を聴きながらいつもお風呂に入っています。(笑)

さてここからネタバレです。

映画を観た人は、最後のシーンに混乱したのではないでしょうか。

私も最初、意味が分かりませんでした。

しかし、監督の発言から私なりに納得できる解釈をしてみました。

映画「ジョーカー」のストーリーは、原作にはないものです。

おそらく製作サイドは、原作とは切り離して自由な発想でジョーカーの誕生ストーリーを作りたかったのでしょう。

バットマンのジョーカーというキャラクターを使いつつ、一人の人間が狂気を持った人間に変わっていく様を描きたかったのだろうと思います。

そこで考え出されたのが最後のシーンです。

このシーンで主人公のジョーカーが「面白いジョークを思いついた。理解されないだろうけど」と言います。

この言葉でこれまでの物語は、ジョーカーの妄想であることが分かります。

妄想とすることで原作と切り離したのです。

でもはっきりと原作と別であると言い切ってしまうと観客にがっかりさせてしまうため、曖昧にしているのでしょう。

ジョーカーの妄想とすると、この映画自体、ジョーカーのジョークだったということになります。

凄いオチです。

この映画は、70年代、80年代をイメージしていますが、最後のシーンは、現代だろうと思います。

ネット上には様々な見解がありますが結構、当たっているのではないかと思います。

皆さんどうでしょうか。


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