アポロ計画の月面着陸は、当時、テレビの特別番組で観ていた。
アポロ11号である。1969年7月16日ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
ぼやけた映像でスローで飛び跳ねながら月面を歩いている宇宙飛行士が印象的であった。
月面着陸した際のアームストロング船長の言葉である「人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩 だ」は有名だ。
この月面着陸であるが、実はアームストロング船長たちは月面には行っていなくスタジオで撮影したものという捏造説が昔から根強くあった。
そもそも液体燃料ロケットの打ち上げに成功したのは、1926年3月16日のことである。
(「近代口ケットの父」であるロバート・ゴダードが打ち上げに成功)
そしてドイツがV2口ケットの試験飛行に成功したのは、1942年のことである。
さらにソビエト連邦が世界初の人工衛星スプートニク1号を飛ばしたのは、1957年のことである。
それからわずか12年後に月までロケットを飛ばしたのである。
信じられない人々が出てきてもおかしくない。
月は、思っているよりも遥かに遠いのだ。
有人飛行であるスペースシャトルで宇宙まで行ったとしても、地上から地球周回軌道までの距離は300kmである。
一方、月までの距離は、384,400 kmである。
1281倍も距離が違う。
2桁も違うのである。
月面着陸が捏造ではないことが証明されたのは、2008年5月のことである。
宇宙探査機かぐやが、アポロ15号の着陸船のロケット噴射によるクレーターを撮影した。
これにより、月面着陸が捏造ではないことが証明されたのである。
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