大阪大学および鳥取大学らの研究グループが人と植物の細胞の融合に世界で初めて成功したそうである。
植物と動物は、共通の祖先から約16億年前に枝分かれして異なる進化をたどっている。
今回の検証は、人の細胞に植物の細胞を融合し、融合した状態が維持できたということらしい。
また人の染色体を維持できる仕組みが、もともと植物の染色体にもあることがわかった。
つまり、共通の祖先が持っていた仕組みが人と植物に保存されていたということだ。
今後、この人と植物の融合という手法により、生命の進化の過程の一部が明らかになるであろうとのことである。すごいことだ。
ところで人と植物の融合というとカルト映画「マタンゴ」を思い出す。
「マタンゴ」は、1963年に公開された日本の特撮映画で、原作はウィリアム・H・ホジスンの「夜の声」である。
ストーリーは簡単にいうと、ある孤島でキノコを食べた人間がマタンゴというキノコ人間になってしまうという話だ。