ナノボットとは、血管中を移動できるほど小さい超小型ロボットのことである。
ナノマシンとも呼ばれる。
ナノは、基礎単位の0.000000001倍(小数点以下0が9個並ぶ)のことで極めて小さい。
ナノメールは、0.000000001mとなる。
大きさは、細菌、細胞よりも小さい。
そのような極めて小さいロボットは作れるのか。
部品は何で作られるのか。
現在の技術でモーター程度の部品の製造に成功している。
ナノボットの未来
人工 知能研究の世界的権威であるレイ・カーツワイルは、将来、人間の脳に移植されてインターネット上のクラウドに直接、接続できるようになると予言している。
そうなれば、人間の知的レベルははるかに向上する。
ナノボットを通じて記憶はインターネット上のクラウドに保存が可能になる。
同時に知識をクラウドから引き出すことが可能になる。
また人間はあらゆる機器を直接、脳から制御できるようになるに違いない。
人間の脳の拡張であり、まさに神のような存在になれる。
ものすごいことだ。
ミクロの決死圏
ナノボットのようなアイデアは昔からあった。
アイザック・アシモフ原作のSF映画「ミクロの決死圏」である。
物質をミクロ化するテクノロジーを使い、潜航艇をミクロ化して脳の内部に入り治療するというものだ。
1966年に映画化された。
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