人間の器官で今まで有用でないと思われて来たものが、実は有用である可能性があるといったニュースが報道された。
虫垂(抗がん作用)
虫垂は、今まで退化した器官であると言われてきた。
しかし、ロシア紙「コムソモリスカヤ・プラウダ(電子版)」によると消化器系の癌患者である数百人を調査したところ、患者の84%は、虫垂を切除していたそうだ。
このことから虫垂は、抗がん作用がある免疫システムではないかということだ。
虫垂炎になると虫垂は切除するというのが以前は当たり前のように行われていた。
しかし今は、抗生物質による治療を行うことが多いようだ。
扁桃体(抗菌作用)
むかし、扁桃体を除去すると風邪を引きにくくなると言われてきた。
しかし、最新の研究によると扁桃体は、外部からの感染を防ぐ機能があるらしい。
扁桃体は、人間が吸い込む空気の中に混じっている有害な微生物のうち70%を除去してくれるらしい。
このように有用でないと思われてきた器官が実はちゃんとした役割があったということだ。無やむに切除しないほうが良いかもしれない。
元の記事
http://news.biglobe.ne.jp/topics/trend/1126/97197.html