去年(2017年)、虹色社から「2017年最大の素数」が出版されましたが1冊しか売れなかったそうです。
2324万9425ケタの数字の羅列を719ページに掲載したものです。
ただ数字が並んでいるだけです。
ところが今年(2018年)に入って1500冊も売れているそうです。
素数とは、1と自分自身以外に約数をもたない自然数の中で1でないものを言います。
実は、この素数は巨大な数字になると素数であるかどうか判定することがコンピュータを使用しても困難になります。
膨大な時間がかかります。
さてこの本に載っている素数は、2018年1月時点で確認されている最大のもので以下の式で表されます。
277,232,917 − 1
凄い数式ですね。
以前、素数表150000個を本にしたものがありましたが、この本も実用性はまったくありません。
他にも円周率1000000桁表もあります。
これは私も購入しましたが、価格が314円(3.14)でした。
数学に詳しい人は分かると思いますが「リーマンゼータ関数の最初の非自明なゼロ点1,000,000桁表」というのもあります。
リーマンゼータ関数の最初の非自明なゼロ点1,000,000桁表
世の中、何でも本になりますね。