NASAによると2017年2月に小惑星「2015 BN509」が地球のすぐそばを通り過ぎたそうだ。
ただ「すぐ近くを通り過ぎた」だけなら今までもたくさんそのようなことがあったが、軌道が地球に衝突してもおかしくない軌道だったようだ。
小惑星「2015 BN509」は、幅、長さ200mということである。
巨大なビルくらいの大きさだ。
この小惑星がもし、地球に衝突した場合、1つの国が壊滅するくらいの威力となる。
恐ろしいことだ。
この小惑星、小さいが故に惑星の引力の影響を受けやすく、軌道が変わる可能性がある。
今回は、ニアミスだったが次回は、地球に衝突する軌道になるかも知れない。
SFの世界では、軌道をずらすアイデアはあるが実際には難しいだろう。
NASAでは「Scout」と呼ばれるシステムを導入している。
小惑星の早期衝突警告システムである。
NASAでは、地球に衝突する可能性がある小惑星をリスト化しているが、その80%は、軌道の予測が不可能な状態である。
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