何と日本にキリストの墓がある。しかも青森にである。
いったいどういうことなのか。
全く興味を示さない妻を説得し、キリストの墓に向かった。
目的とする場所は、青森県の三戸郡新郷村 戸来野にある。戸来?ヘライ?ヘブライ?ダジャレか?
その場所は車で行っても結構、不便な場所にあった。本当にここまでキリストは来たのだろうか。
入口には小さな駐車場があった。
駐車場からキリストの墓まで100mらしい。
緩やかな坂を登ったところにその場所はある。
案内掲示板には、イエス・キリストは21才の時に日本に渡り12年間、神学について修行を重ねて33才で帰国したと書いてある。
なぜ日本で神学を?日本は弥生時代である。この時代は、まだ宗教らしい宗教は存在せず、呪術を中心とした信仰があっただけである。
坂を上り切ると突然、十字架が現れた。
十字架が二つあるではないか。
いったいなぜ?疑問は深まるばかりである。
案内掲示板を再度見てみると、ゴルゴダの丘の十字架で処刑されたのは、弟の「イスキリ」であると書かれている。イスキリ?イエス・キリスト?
そして刑を免れたキリストは、再びこの地を訪れて106歳で天寿を全うしたらしい。
つまり二つの十字架は、キリストとイスキリのものだ。
ものすごい話である。
昔見たキリストの映画「最後の誘惑」よりも凄すぎる。
是非、映画化して欲しいものである。
ちなみに毎年、慰霊祭が行われており、ナニャドヤラの唄と踊りが奉納されるそうだ。写真は無いが盆踊りのようである。
ところでである。このキリストの墓の先にさらに驚くものがあった。
それがこれである。
ピラミッドではないか。なぜここにピラミッドが?
謎は深まるばかりである。
ピラミッドの横の案内板には数式が書かれていた。何のことかさっぱり分からない。
更に先には、伝承館があった。
中はこんな感じである。
ここはまるで「探偵ナイトスクープ」にでてくるパラダイス(※)のようだ。
※パラダイスとは、昔、桂小枝が紹介していたコーナーの一つである
今回、紹介したキリストの墓は、かなりパラダイスである。
興味のある方は、是非、行って見て欲しい。
所在地 青森県三戸郡新郷村戸来野月33-1